コグマです
今回はスカルプ製作入門者向けの小ネタです。
スカルプで眼鏡を作ったけどちょっと離れると崩れる。
なんて話がよくあります。
ところがスカルプの方が崩れないなんて偉そうに語る眼鏡屋がいる。
どうもすいません。
すげい事やってません。
先日発売したAndyですが、こちらのマイクロプリムバージョンを用意しました。
手直しをしていないので全体のバランスは違いますが、ご容赦を。
左がスカルプ、右が通常プリムです。
ctrl-0で寄せたカメラを引きながら撮影しました。
どちらも崩れていません。

通常プリム版は崩れ始めました。
スカルプ版は原形を保っています。

通常プリム版はカックカクです。
スカルプ版も崩れ始めました。
よろい(フレーム横の張り出し)は1プリムである分スカルプの方が先に崩れだしています。

通常プリム版は完全に6角形です。
スカルプ版もカクカクになりました。

実際のカメラではこの程度引いています。
(人物位置)
スカルプの方なら普通に丸い眼鏡として認識できます。

ワイヤーフレームで表示します。
上側がスカルプ版です。

スカルプ版の方がフレームの外周の頂点数が多いのが判るでしょうか。
これはアスペクト比を変更したスカルプを使用しています。
型崩れは距離が離れる事で描画される頂点数が1/2、1/4と間引かれて行く事が原因です。
これはスカルプだろうが通常プリムだろうが変わりません。
(崩れにくくは出来ても、崩れない、は難しいです)
崩れにくく見えるのは、間引かれた後も頂点数がそれなりに多いという事です。
直線部分などは頂点が無くても表示されるため、角に頂点を集める事で崩れにくい四角形にも出来ます。
必ずしもアスペクト比を変更しないといけないというわけではありません。
崩れにくく見せる工夫の一例です。
注意点として、例えばブリッジのように他よりも小さいパーツを作る時に多いのですが
頂点を集めすぎるとその部分がシワっぽくなります。
なんか部品がシワっぽいという時には、見えない部分へ隠すなど表示される頂点数を減らす工夫も必要です。
頂点位置が揃っている場合には問題ありません。
そしてここから宣伝
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